ご挨拶

現在、日本のひとり親世帯の貧困率は、OECD加盟国の中で2位です。
特に、育児・介護の役割は、男女平等とはいえ女性の負担がかなり大きくなっています。
そういった現況から、女性の正規雇用率は低くなる傾向にあり、母子世帯における生活の困窮世帯が増えています。
昨今のコロナ禍で、飲食店・サービス業での就労者が減少しているのも現実です。
それは建設業界においても同様です。
女性にとっては働きながら育児・家事を両立させるということは雇用の大きな障害となり、「手に職をつけ仕事につきたい！」という声もありながら雇用に結びついておりません。
また、建設業界は、女性だけではなく若年層につきましても魅力のない業界になりつつあります。

そこで当社は、SDGsへの取り組みとして、働きがいがあり、スキマ時間で働きたい子育て中の主婦の方や若年層の方でも活躍できるように、資格取得・技能習得のサポートや地域ネットワークの構築、女性でも活躍しやすい点検・現場調査・施工における雇用促進など社会問題解決に向けて活動をしております。
その一方で、子どもを育てながらも技術を習得し、安定した生活を希望するシングルマザーの方をサポートしていく環境（ビジネス）も提供できればと思います。
女性雇用が増えることにより、業界及び地域が活性化し社会貢献につながっていくと確信しております。